EIDOLON 1/43 Honda Civic Type R (EK9) 1997 Championship White [EM480A]

EIDOLON 1/43 Honda Civic Type R (EK9) 1997 Championship White [EM480A]

販売価格: 29,000円(税別)

(税込: 31,900円)

EIDOLON 1/43 Honda Civic Type R (EK9) 1997 Championship White

1995年9月に発売された6代目のEK型シビックにはタイプRの設定はなかったものの、トップグレードのSiRは1.6リッターの排気量から170馬力発生するB16A VTECエンジンを搭載するなど、十分に速いクルマでした。
市場ではシビックのタイプRを熱望する声も多く、それに応える形でホンダは6代目シビックの登場から遅れること2年弱、ついに1997年8月にシビック タイプR(EK9)が発売したのです。
タイプRを名乗る以上、少なくともSiRを遥かに凌ぐ動力性能とハンドリングが要求されることになり、エンジンはメーカー量産エンジンとしては異例のインテーク&エキゾースト・マニフォールドのポート研磨を手作業で行うといった拘りもあり、数値上ではリッター116馬力にあたる最高出力185馬力を達成。旧排気系のチューンも綿密に行われて低回転域からVTEC切り替わって8500r.p.m.まで淀みなく回るなど、ホンダ以外では作りえないクルマとして大人気を博しました。
車体は硬いサスペンションをしっかりと機能させるために随所に補強が入れられ、重量は嵩みましたが、走りに関係の無い装備は徹底して省いたことによってSiR比で30kgほど軽量化を果たしています。シビックは1998年9月にはマイナーチェンジし、タイプRも後期型へ移行し2001年11月まで生産が行われました。
現行のシビック タイプR(FL5)よりも絶対的な速さこそ劣りますが、全長で415mm短く、390kgも軽い初代の機敏な身のこなしに、今改めて魅了される人が多いのも十分に頷けます。かつてはボロボロになるまで走り込まれたEK9を街で見かける機会もありましたが、今や車両盗難も心配されるほどのコレクターズカーとして、世界中のホットハッチファン垂涎の1台となっているのです。